前処理跡が残らないDTF印刷 インクジェットカラー印刷プリント オリジナルグッズを1枚から作成出来る
今回はインクジェット印刷についてです。
現在ではデザインを製作される方も多色カラーで作る方が多いと思いますので、デザインデータをそのままプリントできるインクジェット印刷は大変便利な製作方法となります。
インクジェットプリントはいくつか方式があるのですが、小ロットから製作できるタイプのものですと直接衣類にプリントする方法か、シートに印刷したものをカットして圧着する方法が主流かと思います。
弊社のインクジェット印刷はTシャツやその他の衣料に直接印刷する方式(DTG)なのですが、若干ひねってプリントすることで前処理跡が目立たず、発色も良くなるプリント方式を開始しました。DTFという方式です。
従来の衣類に直接印刷するインクジェット印刷の特徴は以下になります。
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〇淡色印刷
生地にしみこんだような仕上がりで肌触りが滑らか。
白以外の生地にプリントする場合はデータ上の透明・白の部分は生地の色になりその他の色も生地の色に影響されて色味が変わる。
印刷コストは最も低いです。
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●濃色印刷
白を引いた上にインクをのせるのでインクが生地にのっているような質感になる。
白を引いた上に色をのせるので基本的にどんなボディカラーにもそのまま印刷が可能。
前処理が必要になるため、お届けの段階ではシミっぽいあとが残る。
印刷コストが高い。大きいデザインの場合かなり高額になる。
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上記で特にデメリットになるのが濃色印刷での以下の二点です。
前処理をしっかりしないと色のノリが悪くなるため、どうしても前処理跡が目立ちやすくなる。前処理はインクの定着を良くさせる液体を生地に一度浸透させてから乾燥させるという工程のため、部分的に前処理を施す場合は液体が浸透した部分にシミのようなあとが残ります。
使用する生地によって前処理剤の浸透・定着に差があり、プリント仕上がりの質感に影響してしまう。具体的には白の隠蔽性に差が生じやすく、ボディによっては発色が非常に悪くなったり(色味も変わります)ボディのカラーがすけてみえやすくなるといった現象が起こります。
新しい方式では上記の二点がほぼ解消されています。
以下のサンプルはトートバッグへの濃色フルカラー印刷です。
トートバッグは前処理の跡が非常に残りやすい上に、前処理剤の跡を解消するために洗うとくしゃくしゃになりやすいので洗濯して解消して頂くのはどうなんだろう?という微妙なアイテムでした。
前処理跡がありません。
白もしっかりと発色されています。細かい文字やグラデーションも非常にきれいに再現されています。シートを貼り付けるタイプではないのでフチなどはのこりません。淵に見える部分はデザインに存在するフチです。
こちらの方式ですと、前処理跡もほぼなくすぐに配布や販売なども可能ですのでとてもおすすめです。もちろんTシャツ、ロンT、パーカーなどへのプリントも可能です。
写真やフルカラーのイラストにおすすめです。
ちなみにすべての印刷方式でPCモニター上の色味と実際のプリントカラーには差が生じます。お客様の想定を超える色の変化をする場合もございますのでご注意ください。
通常のインクジェット印刷と新方式のカラーの出力の差についてまとめました。
PCモニター上と実際の仕上がりのカラーの差を少なくするためのご参考になりましたら幸いです。
https://yourdesignlabtshirt.blogspot.com/2022/02/blog-post_21.html
プリントサイズ、数量によって別途お見積りさせて頂きますのでお気軽にお問い合わせください。1枚から製作が可能です。ワンポイントのデザインなどはサイズと枚数により激安でご提供が可能です。
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