バンドTシャツ 温故知新① ナパームデス グラインドクラッシャーツアーTシャツ

 はい。かっこいい昔のバンドTを観て現在のTシャツ製作に生かしていく(謎)というテーマで書いてみたいと思います。


それでは第一弾は個人的にとても大好きな1枚

Napalm Death "Grind Crusher TOUR"Tシャツです。

このグラインドクラッシャーTシャツは奥深く種類が非常に多いです。自分は半袖ロンTあわせて4枚持っているのですが今回はバックプリントが青白パターンのロンTと半袖です。



タグは同じみのスクリーンスターズ これは綿ポリ混紡のやつですね。この時代のバンドTではとても良く見かけるボディです。現在だとJERZEESのロンTがこんな感じの比率の綿ポリ混紡ボディです。が、このボディよりも毛玉が出来やすい気がします。


フロントは2色のバージョンがいろいろなボディカラー、プリントカラーで出ていましたがおそらくこれが色数最大パターンです。白、グレー、青、赤、黄色、クリームで6色使われていますね。豪華です。

版がずれているのか製版での段階でのものなのかいまいちわかりにくいですがこの微妙なズレ感もたまらないですね
半袖Tシャツと比較するとLIFE?の下の黄色と赤部分は剥がれちらかしてますね。
これもTシャツ劣化のいいところですね。
嫌いなかたもいると思いますが、適度にぼろくなってきたところがかっこいいといいますか。。

これは右下の表記が年とバンド名になっています。

赤と黄色がぴったりあわさってないのですがそれにより黒が少し入って色合いが良い感じです。これも原稿がこうなっているのではないかという気もします。

袖2色で細かくツアーデータがびっしりと。袖にツアーデータをいれるのもかっこいいですね。

続きまして。半袖バージョンです。こちらは奇跡のデッドストック。捨て値で売られていたので発見したときは目を疑いました。今でもたまに奇跡は起こるので古着屋巡りなどは続けないといけませんね。。このタグは洗濯に弱く、たいてい小さく丸まってしまいます。こんなにピシッとした状態が見れるのはなかなかありません。
こちらはダイレクトマーチャンダイズ製。プリントもしっかり残っているので原稿の質感を垣間見ることができます。

白はそれほどがっつり濃くなるように刷っていません。当時のインクの隠蔽性の性能の問題もあるかもしれません。
それに対してバックはかなりがっつりインクをのせています。絵柄が細かくないのも関係していると思います。


フロントは色数が多いので豪華なのは当然としても袖のデザインレイアウトなんかもとても素晴らしく、2色でもとても華やかな仕上がりで最高ですね。


ちなみにこのツアーのグッズはショーパン、キャップなどいろいろありコンプリートしたいところですが、たぶんむずかしいでしょう。でもやるんだよ。ということでさようなら。


シルクスクリーンの製版代が無料です。
小ロットから格安で多色印刷や複数箇所プリントのオリジナルTシャツが作成できます。
株式会社ユアデザインラボHPは以下のリンクよりどうぞ。
入稿データ作成が出来ない、無地ボディについての不明点などなんでもお気軽にご相談ください。













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