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激安でオリジナルプリントTシャツを作る方法 自作Tシャツの作り方含む

 先ほどのブログで激安でオリジナル長袖Tシャツを作る方法というのを書きましたが、ついでに半袖Tシャツの場合もいっておきましょう。 それではTシャツを最安値で作る方法です。 ①自作でTシャツプリントする  DIYですね。これに勝る方法はほぼ無いと言えます。  この場合比較的簡単な加工法としては以下のような方法があります  細かいことまで書くと長くなりすぎるので端折って書いておりますが、もし興味がある方がいらしたらご質問頂ければご返答致します。  ①-0 手書き  原始的ですがこれでも自作Tシャツは作れます。最安値で作れる方法だと思います 。  油性マジックでひたすら描きましょう。100均のマジックとかだと最初に洗ったときににじみが強くなることがあるのでちゃんとしたメーカーのがおすすめです。布用のペンならこの点は問題ないでしょうかペン自体が少し高いと思います。 この方法で合は自己責任でお願いします。他の洗濯ものと洗ったりしないように気を付けてください。  自分が昔手書きでTシャツを作っていたときは完全手書きではなくコピー用紙に作りたいデザインをコピーして、絵柄の一部をカッターなどで切り出して簡易的なステンシルを作成してその上からマジックで部分的にトレースしそれから原画を見て絵を完成させていきました。  ①-1 アイロンプリント転写を使う     最も簡単な方法です。インクジェットプリンターを持っていれば、転写用の紙を買ってきてデザインを印刷、アイロンで転写するだけで出来上がりです。この方法は昔からありまして筆者も高校生の時に初めて作ったTシャツがこれでした。現在では濃色生地にも転写が可能なシートなど色々あります。 これなんかもそうですね サンワサプライ インクジェットカラー布用アイロンプリント紙   必要なもの・デザインデータ        ・インクジェットプリンター        ・転写シート        ・アイロン        ・無地Tシャツ        ①-2 プリントゴッコを使う  もう廃盤になったと思うので、新規で入手するのはむずかしいかもですが中古とかで投げ売りされていたら買うのもありかもしれません。ライトを使って原稿から版を作り印刷が可能。布用のインクを買ってくる必要があります。別途布に使えるインクを買う必要があります。   必要なもの・デザ...

オリジナルプリントの長袖ロングスリーブTシャツを最安値で作る方法 シルクプリント インクジェット 刺繍  オリジナルロンT制作

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 まだまだ暑いですが、暑さも若干収まってきて朝や夕方以降は涼しさも感じられるようになってきました。 こんな時に大活躍するのがロンTです。 自分は1年通してロンTは手放せません。老いてくると夏場の電車内の冷房にやられたりしますからね。。かといって弱冷車だとそれはそれで暑かったり。 で最安値で作る方法です。 価格を抑えて作るには以下の2パターンがあります。 ①価格が安いボディを使う ②加工法を安い工法にする。 単純ですがこれしかありません。いい生地のシャツを使えば高くなりますし、色数が多い派手なデザインほど加工も費用がかかります。大量に作れば安くはなりますが、結局①と②は大量に作ろうと基本価格に直結してくるので製作費をおさえるのであればシンプルに作るのが1番です。 ①ですがロンTになると途端に各社ラインナップが極端に減ります。そしてカラー展開も減ります。半袖と違ってかなり製作の自由度が低くなる傾向があります。半袖と異なり、非常に薄手で安いボディなどはあまり存在していません。 以下は弊社おすすめの無地ロンTです。★5が最高です ギルダン6オンスウルトラコットンロングスリーブTシャツ  価格★★★★★ 品質★★★★ おすすめ度★★★★  世界的にもっとも出回っているロングスリーブTシャツ。6オンス。海外規格なので全体的にゆったりとしたシルエットです。 特に肩幅が大きくアームホールも太目なのでゆったりとしたシルエットです。 追加料金がかからないXLサイズまででかなり大きいシルエットを実現できるため最安値ロンTではなくなってしまいましたが、ビッグサイズをメインで作る場合には相変わらず低価格なボディと言えます。2XLサイズ以上の追加料金も安めな部類です。 バンドTシャツなどに特に最適です。あとは1サイズで物販グッズなどを作るときもXLサイズで作っておけば国内の2XLサイズに近いサイズ感なので汎用性も高く追加料金もかかりません。 海外ブランドの格安無地ボディのため作りが荒い点があります。細かいことを気にしないワイルドな方向けです。(かたちがいびつだったり、縫製の糸くずがあったり、良品ですがワイルドな仕上がりといった感じです) ちなみにほぼ同等のアイテムでアメリカンアパレルのロンTがあります。どちらもシングルステッチなのですが個人的にはアメリカンアパレルのほうが首が伸びやすい...

シルクスクリーン印刷で多色デザインのバンドTシャツを激安で作成出来ます

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 本日はシルクスクリーンによる多色印刷です。特色分解という方法です。 CMYKの4色分解と異なり、不透明の特色インクを使って分解する方法です。 弊社でデザインデータからの分解は無料で行いますのでざっくりとご説明させて頂きます。 簡単に言いますと、弊社におけるこのサービスは『色数を出来るだけ減らして原画に近づけてみよう』という感じです。 弊社はシルクスクリーン印刷の版代無料でかなりの低価格でご提供させて頂いているつもりですが、それでもやはりインク色数が増える(使用する版数が増える)ほど製作費はかならず高くなってしまいます。 バンドなどのグッズを制作する場合、価格は出来るだけ抑えたいと思いますのでこちらをご活用頂ければと思います。 では実例でいきます。 原画です。ヘヴィメタル、スラッシュメタル、デスメタル、クロスオーバー、ハードロックなどなど上記のようなグラデーションが多用されたデザインがジャケットでよく使われていると思いますが、これを シルク印刷で出来るだけお安く再現 してみます。海外だとTシャツもジャケットそのままみたいなのが多いですよね。日本でもこのようなシャツを気軽に作りたいところです。 この画像は大まかに『白、赤、青、緑、オレンジ、紫』といった色で構成されています。 この場合は、白、赤、青、黄色で疑似的に再現することが可能です。といっても完璧に再現は難しいです。低価格で作るためには多少の制限が生じます。 緑と紫系を使えばより近づけることが出来ますが、当然制作コストがあがってしまいます。 では1色目です。 まず白だけで刷った状態です。価格はシルクプリント1色なので最も低価格で作成可能です。カラーのデザインを白黒でプリントする良く見る表現方法です。 では赤を入れてみましょう これだけでもかなり雰囲気が変わります。2色刷りです。バンドロゴを赤にしてタイトルを白にするという見せ方もできますね。タイトルのFROMだけ白にするというのもありです。 2色にするだけでかなり表現の幅が広がり豪華な感じがでてきます。 さらに色を追加してみます。 黄色が入りました。3色刷りです。化け物の口のあたりのオレンジ感が表現できます。左右下側にも色が入りました。サンプル画像では黄色を使う部分が少なめですが3色刷りにするのであればバンドロゴを黄色にしてしまうものありですね。3色のわりに...

PROCLUBインスパイアのTシャツ(だと思う)ユナイテッドアスレ 7.1オンス オープンエンドラギッドTシャツがリリースされました

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 本日はユナイテッドアスレのNEWアイテム unitedathle 4277-01 open end Rugged T-shirtです。 ここ数年アメリカンなアイテムをちょこちょこリリースしてくれておりますが、今回のは特に良いのではないでしょうか。 PROCLUBインスパイア(ラーメン二郎系みたいですね)のヘビーウェイトシャツです。 リブも太目で生地もざらっとした感じ。左のプロクラブのCOMFORTとそっくりですね。 丸胴です。 ユナイテッドアスレ5001などに比べてシルエットもアメリカ系になっていて肩幅など大き目の作りなのがナイスです。5001は2XLにしても肩幅が大きくないのでギルダンのXL程度のサイズ感だったりしますし。 2XLの追加料金が無いからか、2XLはプロクラブに比べて若干タイトかもしれません。生地多ければ高くなりますもんね。。 現状ではホワイトとブラックのみですが、低価格でプロクラブ的なボディを使ったオリジナルTシャツが作れるというのはとても良いですね。 ぜひご活用ください。 弊社ではシルクスクリーン印刷製版代が無料でプリント代一箇所1色こみ税込@1,430~で制作が可能です。 生地が厚手なのでオリジナル刺繍加工などにも最適です。インクジェット印刷ももちろん可能です。 商品ページはこちらからどうぞ。 UnitedAthle 4277-01 Open-end Rugged T-shirtのページ 株式会社ユアデザインラボ  シルクスクリーン印刷のTシャツ制作で製版代が無料!小ロットからオリジナルTシャツが格安で作れます。 https://www.your-d-lab.com/index.html

オリジナル刺繍のデータ作成方法 1枚から作れるオリジナル刺繍ソックスやグッズ

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 本日はオリジナル刺繍用のデータの作成方法です。 オリジナルデザインで刺繍アイテムを作りたいという方はたくさんいらっしゃると思いますが、1つよく起こる問題があります。 それは 刺繍でアイテムを作成するにはデザインに向き、不向きがある という点です。 『いいデザインが出来た!刺繍にしよう!』となるのが普通だと思うのですが、刺繍の場合はあらかじめ刺繍にすることを意識したデザイン作成をしていただいたほうが再現性は高めやすいと思います。(3D刺繍のようにデザインによっては完全に作成不可といったこともあります)ですので、以下をご参考頂ければと思います。 ちなみにこれは 弊社で型代無料で作成するための方法 になりますので、これ以外にもいくらでもやり方はあると思いますのであくまでもご参考までに。 まず 線の太さや点の太さは弊社では2ミリ以上が推奨です ので、線の太さを確認しやすいようにフォトショップで作成してみます。 今回はオリジナルソックス作成、靴下に刺繍することをイメージしてデザインのサイズは縦3センチ×横4センチ以内で作成します。※実際には縦3センチ×横4センチの楕円が刺繍可能範囲になりますので、以下のデザインの場合縮小する必要が出てきます。 靴下の場合は着用した際にデザインに下地をつけておかないと絵柄が伸びておもしろいことになってしまうことがあります。ですのでゆがみが出ないようにデザイン全体に下地を付けます。今回のデザインだと鎌と頭巾の先端は伸びてえらいことになってしまうでしょう。 出来るだけ実寸でデザインを確認して頂いたほうが、刺繍加工に向いているかがわかりやすいです。実寸サイズのデータを見て線の太さが1ミリ以下の部分が大半といったデザインは再現性が極端に下がります。 ①まず新規で作成する際に解像度300dpi 以上/画像サイズは靴下加工サイズほぼ実寸の縦3センチ×4センチに設定しました。 ②解像度300dpiの場合、線幅は24ピクセル程度に設定すると幅2ミリくらいになります。 この2ミリ幅というのは刺繍機が自動で読み込めるほぼ最小サイズになります。確実に読み込める訳ではなく、線と点を認識せず欠落する部分が生じる場合もあります。 ささっとイラストを書いてみましたが、実際に2ミリ幅を超えているのは鎌の真ん中よりも上あたりや頭巾の付け根部分などでしょうか。どうしても...

少ない色数でカラフルなデザインを再現 シルクスクリーン印刷でオリジナルTシャツ作成 特色分解プリント シルクスクリーン印刷の製版代が無料です

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 本日はシルスクリーン印刷を使って少ない色数で派手?(カラフル)なオリジナルプリントTシャツを作る方法です。 方法と申しましてもデザインデータをお送り頂くだけです。 弊社で印刷用データは作成致します。 JPEGやPNGなどの画像データをご送付ください。 出来れば解像度は高いほうが良いですが、低くても作れないことはありません。ただ仕上がりが少し荒くなるのでこの点ご了承ください。 シルク印刷でも写真のようなデザインを作成することは可能です。ただし網点という技法を使うためデザインは点描のようになり、近くで見るとドットが確認できる仕上がりになります。非常によく使われている方法ですが、インクジェット印刷になれている方には点の大きさが気になるかもしれません。 ビンテージTシャツやバンドTシャツなど過去から現代まで幅広く使われています。昔のTシャツは製版の仕方が現代と違うと思うので色の置き換えみたいなのが独特でかっこよかったりしますね。 CMYKの4色分解プリントと異なり、特色のインク(すでに色が調合されている不透明なインク)を使用します。弊社では低価格でご提供するために、規定のインクから近い色を選んで色を置き換えて作成する方法を採用しています。このためデザインデータの色と仕上がりの色が完全に一致することはありません。 この方法は、デザインの色数が少ない場合は黒など濃色のボディでも低価格で作成が可能です。 10枚以上同一デザインで作成する場合で、この方法が使えるデザインであれば個人的にはこちらのほうがおすすめです。 では今回は油絵でやってみます。 原画はもっと暗めで緑の要素が強く色数も多かったのですが、4色でプリントするために色数を減らしました。(このようにデザインの色数を少し減らしてもいい/色が多少変わってもいいという場合は特に使い勝手がよい製作法です) これはすでに色が分けられている状態のフォトショップのスクリーンショットです。白、黄、赤、青の4色に分版してあります。まだ網はかかっていないので滑らかな画像です。 網点で出力~製版して1色目のホワイトプリントです。ちょっと点々しているのがわかりますでしょうか? 続いて2色目赤プリントです。白だけに比べてリアルさが増しました。 黄色が入りました。原画にかなり近づきました。 最後は青です。花や全体にうっすらと青が入って完成で...

オリジナルTシャツ作成 1枚から激安で作れるフルカラーTシャツ インクジェット入稿用の透過データの作り方 DTF DTG

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 インクジェット印刷でオリジナルTシャツを作る場合のデータの作成方法をご紹介いたします。 1枚からオリジナルプリントグッズを作れるので大変に便利な方式です。 フルカラーの写真やイラストなど、基本的にデータをそのまま利用できるので最も簡単にTシャツを作ることが出来る方式の一つです。 が、いろいろと注意して頂きたい点がございますので以下ご参考ください。 特に仕上がりにこだわりがある方は以下にご注意ください。 ここで紹介するインクジェット印刷はガーメント(衣料)を直接プリンターにセットして印刷するDTG方式もしくは転写シートを使用してインクのみを生地に転写するDTF方式となります。絵柄を印刷したシートを生地に貼り付けるタイプとは異なりますのであらかじめご了承ください。 まずインクジェット印刷で最も注意して頂きたい点はこちらです。 フルカラー印刷と言いたいところですが、プリントが出来ない色がかなり存在します。 一般的なDTG方式のインクジェット印刷はCMYKの4色のインクと白のインクを使用して色の表現をします。このためCシアン/Mマゼンダ/Yイエローそれぞれのインクの明るさを超える発色の良い色は再現が出来ません。色を濃くするにはCMYKのインクを重ねていきます。そうすると色はどんどん黒に近くなっていきます。このため、PCモニター上では表現が出来る色でも出力すると色が全然違うということが頻繁に起こります。 インクジェット印刷をご利用する際はデザインに以下の色が無いほうが極端な色の変化を抑えられます。 ・蛍光色に近い発色のよい色 濃いピンクや鮮やかな黄緑色、ロイヤルブルーなど ・パステルカラー系 ・金、銀のような表現  上記のようなカラーが多いデザインはシルクプリントでのご製作のほうがイメージに近い制作が出来る場合がございます。お気軽にご相談ください。 こちらの記事で色の変化をご参照頂けます。 インクジェット印刷の色変化について 次はインクジェットの方式についてです。 弊社インクジェット印刷には3種類の印刷方式があります。それぞれに特徴があり仕上がりの質感が異なります。 ①淡色印刷(DTG方式) ・白生地やその他の極めて薄いカラーの生地用の印刷です。 ・生地にしみこんだような柔らかい質感に仕上がります。 ・低価格で作成が可能です。 ・ 白以外の生地の場合、デザインデータ...

シルクプリントインクジェット違い  オリジナルTシャツを格安で1枚から作る方法

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 本日はシルクプリントとインジェットの違いについてです。 弊社はTシャツなどの生地にプリントするのがメインの会社ですので、今回は生地に印刷する場合のお話です。 どちらも生地にインクをのせて絵柄を再現するという点では同じですが、その制作過程に大きな差があります。 どちらの印刷にも特徴があり、特徴を踏まえたうえでご利用頂くとよりイメージに近い製作が可能になると思います。よろしければご参考ください。 まず シルクプリントとはスクリーン印刷のことです。シルクスクリーン印刷とも呼ばれます 。現在では紗(メッシュ)にシルクは使われておりませんのでスクリーンプリントということが多いようです。 こちらは 印刷するための型を作る必要がある方式 です。印刷の前に版を別途作成する必要があります。このため基本的に1~数枚程度の制作の場合、製作費が非常に割高になってしまうことが多いです。 ※弊社は小ロットから製版代が無料、規定枚数以下でも製版費が非常に低価格ですので、ご利用される方も多いですが。というかお気軽にご利用ください。 10枚以上ご製作、黒などの濃色ボディに少ない色数でプリントする場合は、こちらのほうが低価格で制作が可能です 。また蛍光色やラメインクといった特殊なカラーも印刷が可能です。 街中で出回っているTシャツなどのプリントではおそらく最も多く使われている製作方法です。黒のTシャツに白1色プリントといったものの場合、まず間違いなくシルクプリントで作られていると思います。最近流行っている?昔のロックバンドのTシャツデザインなどもほぼシルク印刷のことが多いですね。ビンテージのTシャツもシルクプリントのものが多いです。 これがシルクスクリーンの版です。 この版1枚に1色のインクをのせてプリントします。色数もしくはデザイン違いのプリント箇所が多いほど、版の制作数が増え製作コストが高くなります。 インクをべったりとのせてしまうため、色替えする際は洗浄が必要になります。このため1枚づつ色を変えたいといったご製作の場合は追加費用がかかる場合があります。基本的に同じプリントカラーのものを大量生産するのに向いています。※弊社ではプリントカラーが同じであればボディのカラーは複数あっても追加料金はかかりません。 ※繰り返しになりますが弊社では規定枚数以上(大抵のTシャツは10枚以上から)でシル...

あけましておめでとうございます 少ない色数で写真デザインをTシャツにする シルクスクリーン印刷 多色刷り

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 あけましておめでとうございます。 昨年はご利用まことにありがとうございました。 本年もよろしくお願い致します。 ことしはウサギ年なのでシルクスクリーンでうさぎフォトTシャツを刷ってみました。 この写真のウサギは茶色系のウサギだったため白、赤、黄色の3色のインクと生地の黒色で比較的再現が可能でした。3色+シャツの色でもグラデーションを使うことで表現の幅が広がります。ちなみにYOUR DESIGN LABのフォント部分は使用した3色のインクを単色で使っています。(下地に白を引いていますが) 寄ってみるとこんな感じです。網点処理で表現しています。 このような写真プリントの場合、工法によって以下のような特徴がでます ①インクジェット印刷濃色用 デザイン部分全面に下地の白を引くため、通気性が悪くなります。これによりデザインを貼り付けたような仕上がりになります。※シルク印刷でも同じやりかたをすることは可能です。黒版を追加する方法です。この場合、シルク印刷でもうさぎデザイン全面がインクで埋め尽くされるため通気性は悪くなります。 カラー的には発色が良すぎる写真ではないので、比較的画像に忠実に印刷され、CMYKの細かいドットもルーペなどを使ってみない限り認識しにくいと思います。 デザインのまわりのフチ部分のぼかしのような表現が苦手です。インクジェット印刷はデザインのフチにぼかしがある場合、白のインクがきれいに出力されない場合があります。また下地の白が見えやすくなります。 前処理無しの新方式(DTFプリント)の場合も同様です。DTFプリントのほうがシートを貼り付けた感はより強くなると思います。DTF方式の場合、モニターで見ているよりも薄く出力される傾向があります。またデザインに使用されている色によっては大幅に出力色が変わってしまうためご利用をオススメしない場合がございます。 ②シルクスクリーン印刷 ボディのカラーを生かすことで全面をインクで塗りつぶすことをしないで表現が出来る場合があります。グラデーションがある部分は網点で表現するため、上記画像のように点々になってプリントされます。インクジェットや紙の印刷物に比べて網点が大きいので肉眼で見ても全然わかるサイズです。点が点として認識できるサイズのため、好みがわかれるかと思います。 全面を塗りつぶさない場合は仕上がりの質感が比較的...